東京の図書館と公共施設:無料・格安で使える場所
お住まいの区には、街でも指折りにお得な施設があります。身分証一つで無料で登録できる図書館、そして格安で部屋を借りられたり安い講座が受けられる地域センターなど。その使い方を紹介します。
東京に来たばかりで出費を抑えたい時期ほど、見落としがちなことがあります。お住まいの区には、実は街でも特に役立つ施設があり、そのほとんどがほぼ無料だということです。目玉は公共図書館。静かに読書できる場所、新聞、多くの館では無料wifi、そして本の貸し出しまで、身分証を見せるだけで使えます。地域センターでは、格安で借りられる部屋や安い講座が加わります。唯一のハードルは細かいルールが区ごとに違うことなので、本記事では全体像をつかんだうえで、お住まいの区の公式ページへご案内します。
お住まいの区・市の図書館
東京の各区・市は公共図書館のネットワークを運営しており、登録は無料です。図書カードがあれば本を借りられます——目安は一度に10点ほどで約2週間(たとえば港区では図書・雑誌を1回10冊まで、貸出期間は2週間)。カードがなくても館内で読むことはできます。館内の本や新聞・雑誌を手に取り、その場で読めます。ただし、多くの図書館では一般の閲覧席での自習や持ち込み学習(自分の本やノートパソコンの利用)が制限されています。自分の教材で勉強したいときは、専用の学習室を探してください。学習室はたいてい別のスペースで、図書カードや予約、整理券が必要なことがあり、その区の住民に限られる場合もあります。また、多くの図書館(とくに規模の大きい区立館)では無料wifiも使えます。多くの館には児童書や外国語の棚があります。蔵書は館によって異なるので、蔵書検索を使うか職員に尋ねてみてください。
図書カードの作り方:持ち物
- 1お住まい・お勤め・通学先のある区・市の図書館へ直接行きます。登録は窓口で行い、オンラインではできません。
- 2現在の住所が記載された身分証を1点持参します。在留カード、日本の健康保険証、運転免許証などが使えます。近隣の県に住んでいて、その区で働いている・通学している場合でも、身分証に記載された自宅の住所で大丈夫です。
- 3その区に住んでおらず、勤務・通学している場合は、それを証明するもの(社員証や学生証など)も持参します。
- 4簡単な申込書(英語など多言語のものが用意されていることが多い)に記入すれば、当日カードを受け取れます。登録はふつう無料です。
地域センター・区民館
図書館のほかにも、お住まいの区は地域センター・区民館・公民館を運営しています。住民が集い、学び、地域の活動を行うための施設です。会議室はとても安く借りられ(料金は区ごとに定められ、民間の貸しスペースよりずっと安いです)、語学交流から手芸まで、安い講座やサークルを開いているところも多くあります。多くの施設は、最初に一度だけ窓口で利用登録をすれば、その後はオンラインで部屋を予約できます。これらは地域活動のための場所で、販売や営利目的では使えません。部屋は時間帯(午前・午後・夜間など)ごとに予約します。
- 無料またはほぼ無料:図書館での本の貸し出し、読書スペース、新聞・雑誌、そして多くの館の無料wifi。
- 格安:会議や勉強会、サークルのために地域センターの部屋を借りる——一度登録すれば予約できます。
- 多くの区が図書館や施設の案内を英語・中国語・韓国語など多言語で公開しています。
- 東京の大規模な参考図書館——東京都立図書館や国立国会図書館——は膨大な外国語蔵書を持ちますが、館内利用が原則で貸し出しはしていません。
- 外国人でも図書カードは作れますか?
- 作れます。公共図書館は、その区・市に住む・働く・通学する人なら国籍を問わず登録できます。在留カードなど現住所が分かる身分証があれば大丈夫です。必要なものの一覧はお住まいの区の図書館ページでご確認ください。
- 英語や自分の言語の本はありますか?
- 多くの区立図書館に外国語・児童書の棚があり、東京都立図書館は数十万冊の外国語資料を所蔵しています。蔵書は館によって異なるので、行く前にオンライン蔵書検索を使うか職員に尋ねてみてください。
- 地域センターの部屋を借りるといくらかかりますか?
- 料金は各区が定めており、民間の会場よりずっと安いのがふつうで、地域の団体には割引もあります。最新の料金と登録方法は、お住まいの区の公式施設ページでご確認ください。
- 港区立図書館——利用方法とカードの作り方(英語) (新しいタブで開く)
- 東京都立図書館——ご利用案内(英語) (新しいタブで開く)
- 新宿区——地域センター、区の地域施設の一例 (新しいタブで開く)
- 千代田区——区民館・集会室の利用案内 (新しいタブで開く)
- 国立国会図書館——利用者登録(英語) (新しいタブで開く)
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